眠れないこと


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この一週間くらい、夜に全然眠れない。昼夜逆転というやつになっている。

普段は1:00くらいに眠って、翌日8:00~12:00くらいに起きるという生活をしていた。起きる時間は日によってかなりばらばらだけど、眠りにつくのは大体1:00くらい。基本いつでも寝たいな~と思っているので結構すぐに寝つける。

でも最近は1:00過ぎにも眠れず、3:00か4:00とかにやっと眠り、次の日の昼過ぎくらいに起きる。今まではそんなことはなかったのに、3時間くらい眠って起きてしまったりもする。

 

原因は大体分かっていて、日中ちゃんと活動してないことだとか、まさに一週間前から薬(危ないやつではない)を飲み始めたことだとかが関係しているんだろうなと思う。

じゃあ解決じゃん、日中運動すればいいし、まあ薬は慣れるまでしょうがないじゃん、って感じだけど、なんだか上手く立て直せず、寝れないってけっこう不安だよな…と思って日々凹んだり、このまま昼夜逆転し続けたらどうしよう…と怖くなったりしています。

 

大学生になってからは眠れないことはほとんど無かったけど、実家にいた中高および浪人時代は眠れなくて不安だったことってよくあったよなと思い出す。

中学も高校も3年生のときが一番眠れなかった気がするので、たぶんいままでの環境から変わるときの不安とか昂りとかで眠れなくなるのもあるんだろうな。今だってそうだし。

 

実家にいたころは、眠れないときはいつも別の部屋で寝ている父と母のところに行っていた。並んでいる父と母の布団の間に行くと、大抵母が気づいて「お父さんのところに入りなさい」と言われたので、父親の布団に入ることが多かった。父や母の布団に入れてもらうと、本当にびっくりするくらいすぐに眠れて、いまだに不思議で、あれは何かしらの魔法なんじゃないかと思う。

 

さすがに高校生になるころ、親と一緒じゃないと眠れないことがあるのはそろそろ恥ずかしいんじゃないか、と思い始め、眠れなくてもできるだけ一人で眠ろうとするようになった。(4回に1回くらいは我慢できなくて親のところに行っていた。)

地方の夜は本当に静かで暗いので、眠れないで起きていると「いまこの世の中で起きているのは自分ひとりだけなんじゃないか」と怖くなった。いまはもうそんなことはないけど、当時はほんとうに世界に自分ひとりぼっちになったんじゃないかと怖くて、早く朝が来てみんなが起きないかな、と思っていた。

そんなときに自分を落ち着かせてくれていたのが深夜ラジオで、特に学校のない土曜日に眠れないことが多かったので、いつもオードリーのオールナイトニッポンを聴いて「ちゃんといま起きているひとたちがいる」と安心していた。ほんとに深夜ラジオがあってよかったなと思っていたし、また眠れなくなった今も思っている。

 

いまはもう夜中にも起きている人はたくさん、本当にたくさんいることは知っているので、必ずしもその時にやっているラジオを聴くのではなく、radikoのタイムフリーやポッドキャストで好きなラジオを聴いている。時期によってなんとなく安心できるラジオというのはあって、最近はspotifyで配信される三四郎annのポッドキャスト版を聴くことが多い。ここのところは眠れなさすぎて同じ回を3回は聴くようになっており、ちょっとやばいかなと思っている。

 

これを書いている今もまさに眠りたいけど眠れないという状況で、そろそろ生活時間を正しくしたかったのでホットアイマスクを初めて使ってみたけどやっぱり眠れなくて、ちょっと落ち込んでいる。

 


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もう大人だからなりふり構わず他人に「眠れなくて不安だよ~」なんて連絡することはできないので(私がそう思っているだけで、本当はしてもいいんだろうけど)、マイメロディちゃんに話を聞いてもらったりしている。牛乳を飲んだあとのお腹まで心配してくれる。やさしい。

 

ホットミルクを飲みながら、私はやっぱりそのままの牛乳より調整牛乳(「乳飲料」というやつ)の方が好きだなと思う。

この間近所のミニスーパーに買い物に行ったとき、たまたまいつも買っている乳飲料が売り切れでちょっと良い牛乳しか残っておらず、たまには贅沢しよっか!と買ってみたけど、飲んでも思ったよりおいしいと感じなかった。

いま、リラックスして眠りにつくためにホットミルクを飲んでいて、私が牛乳に求めているのは「いつものこの安心感」なんだなと思う。私はいつも鉄分が多いタイプの調整牛乳を買うけど、なんとなく無調整牛乳にはないえぐさが味にあるような気がするし、ほんとは無調整牛乳の方がおいしいんだろうな、とも思っている。それでも、調整牛乳の方が好きだなと感じるのは、昔から、実家にいるときからずっとそれを飲んできているからだと思う。結局、実家とか家族なんだな。ホットミルクを通して、少しでも実家の気配を感じたかったのかな。

 

眠れないこととかいろいろ書いていたらちょっと気持ちが落ち着いてきたね。ずっと画面見ていたから目はより覚めちゃったかもしれないけど…。実家のあの不思議なくらい安心できる布団で眠りたいけど、そうもいかないから、できるだけ自分を安心させるものを手に入れていこうね。